塗装仲間のご縁で
人間不信から脱却
父が始めた塗装業。平成元年に平成塗装ができました。親戚にも同業がいて、助け合って家業を営んでいました。よく集まっては仕事の話を聞いていたのを覚えています。母は朝から家事に育児、さらには、一緒に作業をしていたので、幼少期は、祖父と過ごしていました。仕事が軌道に乗ってきた頃、大好きな祖父が他界し、同時に親戚間で大きな問題が起こりました。小さいながらにも親戚から受けた心ない言動、傷ついている両親を目の当たりにし、「仲が良かった親戚でもいつかは離れていく。」そんな風に感じたのを今でも鮮明に覚えています。信じられるのは家族だけと、人を避け、ただただ業務をこなしていました。経営もずっといいわけもなく、傾きかけていた頃、大きなお家から工期は短いが間に合うのであればすぐにお願いするとご依頼を頂きました。しかし父と母、僕とでは間に合わないと困っていた時、知り合いの塗装屋が手伝いに来てくれました。そのおかげで施主様には「今までの塗装屋さんとは違うと感じたよ。平成さんにお願いして本当によかった。」と言って頂きました。その方からお客様を沢山紹介して頂き、人のご縁の大切さを改めて学び、「人は信じられない。」と思っていた私ですが、仲間がいなければその方とのお付き合いはなく、倒産していたかも知れません。人とのご縁の大切さを教えてくれたお客様と仲間には、感謝しても仕切れません。だからこそこの出会いに感謝しその気持ちをお伝えしたく書かせていただきました。
あなたに出会えたこと本当に本当に感謝しています。
代表 寺井 信彦