2024.03.04
長持ち&汚れにくい!グレー外壁塗装のメリットとデメリット
外壁塗装は、私たちの大切な家を守る盾のようなものです。美しい家の外観を保つことはもちろん、紫外線や雨風、温度変化などから家を守るためにも、とても重要な役割を果たします。それにより、家が長持ちし、いつまでも新しいように見せることができるのです。
特にグレー色は、その落ち着いた色合いで、現代のどんな家にもマッチし、スタイリッシュな印象を与えます。グレーは汚れが目立ちにくく、都市部での生活にも適しており、長期間にわたってその美しさを保つことができます。このような理由から、多くの方々に選ばれています。
本記事ではグレーがなぜ人気なのか?やグレーを使用して外壁をどのようにおしゃれにしていくかについて幅広く解説していきます。
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目次
グレー外壁塗装のメリット・デメリット
グレーのメリット
グレー色の外壁塗装は、おしゃれな外観を演出するだけでなく、実用性の面でも多くのメリットがあります。ここでは、特に「汚れが目立ちにくい」と「時間が経っても色褪せにくい」という二つの大きなメリットを詳しく掘り下げていきます。
・汚れが目立ちにくい
外壁塗装を選ぶ際に、多くの家庭が悩むポイントの一つが「汚れの目立ちにくさ」です。外壁は日々、雨風や直射日光、さらには排気ガスなどの影響を受け続けるため、時間の経過と共に汚れが目立ちやすくなります。ここでグレー色の外壁塗装が選ばれる理由があります。
グレー色は、その自然な色合いが汚れを目立たせにくくします。特に都市部では、排気ガスにより外壁が汚れてしまうことがありますが、グレー色はこれらの汚れと調和しやすく、長く美観を保つことができます。さらに、土や泥水がはねた際の汚れも、グレー色の外壁では目立ちにくいのが特徴です。施工後の外壁を長期間きれいに保ちたい場合、グレー色は非常に有効な選択肢となります。
・時間が経っても色褪せにくい
外壁塗装においてもう一つ重要なのが「色褪せ」です。日々の紫外線や気象条件は、外壁の色を徐々に褪せさせていきますが、グレー色は色褪せに強い色として知られています。その理由は、グレーが元々持つ黒を淡くした色合いと、色あせした色合いの変化が目立ちにくいからです。
また、グレー色の外壁塗装は時間が経過してもその印象を大きく変えることが少ないため、長期間にわたって安定した外観を維持することが可能です。カラー選択において、数年後も変わらない美しさを保ちたいと考える場合、グレーは最適な選択です。
グレーの外壁塗装は、その汚れに対する抵抗力と色褪せにくさから、メンテナンスの手間を減らしながらも、美しい外観を長期間保つことができるため、非常に人気のある選択肢です。おしゃれな外観と実用性を兼ね備えたグレーの外壁塗装は、多くの家庭にとって魅力的な選択となるでしょう。
グレーのデメリット
グレー色の外壁塗装は多くのメリットを持ちますが、選択する際にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。特に「色合いにより暗いイメージになる」と「選択するグレーによる注意点」は、事前に把握しておくべき重要なポイントです。
・色合いにより暗いイメージになる
グレー色の外壁は、モダンで洗練された印象を与えることができますが、色の濃淡によっては建物全体が暗く見えることがあります。特に、深いグレーを選択した場合、周囲の環境や日照条件によっては、重たく閉鎖的な印象を与えかねません。また、周辺の景観や他の建物との調和を考えた時、過度に暗い色は周囲とのバランスを取りにくくなる可能性もあります。
このような暗さの印象を避けるためには、グレーの中でも明るめのトーンを選ぶ、またはアクセントカラーを効果的に使用することで、建物全体のバランスを調整することが推奨されます。光の当たり方や周囲の環境を事前に考慮し、全体の印象をシミュレーションしてみることが重要です。
・選択するグレーによる注意点
グレーには様々なトーンが存在し、それぞれに異なる印象を与えます。選択するグレーのトーンや色合いによっては、意図していた外観と異なる結果になることがあります。例えば、青みがかったグレーはクールな印象を与えますが、周囲の景観によっては浮いて見える可能性があります。また、温かみのあるグレーは柔らかい印象を与えますが、太陽光の下では想定以上に色が薄く見えることもあります。そのため、色確認の段階で室内と室外で確認することをオススメします。
さらに、グレーの外壁塗装を選ぶ際には、使用する塗料の品質や施工の技術も重要です。同じグレー色でも、塗料の種類や施工方法によって仕上がりに大きな差が出ることがあります。そのため、事前に施工例を確認するなど、業者さんとコミュニケーションをとり納得のいく選択をすることが大切です。
グレー色の外壁塗装を選ぶ際には、これらのデメリットを理解し、計画的に選択することで、長期間にわたって満足のいく外観を維持することが可能です。
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おしゃれなグレー外壁の選び方
おしゃれなグレーの外壁を選ぶ際には、色のバリエーションと素材との組み合わせが重要なポイントとなります。グレーにはさまざまなトーンがあり、それぞれが異なる印象を家に与えることができます。また、外壁の素材としてタイルを選ぶことにより、外観に高級感や独特の風合いを加えることが可能です。
・色のバリエーション
- 濃淡を使い分ける: グレーにはライトグレーやダークグレーなど、様々なトーンが存在します。明るい印象を与えたい場合はライトグレーを、よりスタイリッシュで高級感のある外観を目指すならダークグレーを選ぶと良いでしょう。また、グレージュカラーを選ぶことで、より柔らかいイメージを外壁にもたらすこともできます。
- 他の色と組み合わせる: グレーは他の色と組み合わせやすい色です。モノトーンであれば、白や黒との組み合わせが定番です。ベージュやブラウンと組み合わせることで、より温かみのある印象になります。また、木目調のアクセントを加えることで、ナチュラルな印象を与えることができます。
・素材との組み合わせ
外壁の素材として特に推奨されるのがタイルです。タイルは耐久性が高く、色あせにくいため、長期間にわたって美しい外観を維持することが可能です。特にグレーのタイルは、周囲の環境に馴染みやすく、どのような建築スタイルにもマッチするため、幅広いデザインの家に適しています。
- タイルの種類: タイルはメテオブリックタイルやガルボストーンタイル、パウダーフェイスタイルなど、様々なグレーのタイルが存在します。これらのタイルは、それぞれ異なる質感と色合いを持っており、外壁に独特の表情を与えます。自然石のような風合いを持つタイルや、砂岩調のタイルなど、さまざまなデザインがありますので、建物のスタイルや個人の好みに合わせて選択できます。
グレー外壁との色の組み合わせ
グレーの外壁塗装は、スマートで洗練された印象を与える選択です。この色は様々な色との組み合わせが可能で、外壁のデザインをさらにおしゃれにすることができます。ここでは、グレーを中心にしたおすすめの色の組み合わせを、より分かりやすく解説します。
おすすめの組み合わせ
- グレーと白: グレーと白の組み合わせは、清潔感と現代感を同時に演出します。白はグレーの深みを引き立て、より明るくフレッシュな外観を作り出します。この組み合わせは、シンプルでありながらエレガントな印象を家に与えます。
- グレーと木目調: グレーの外壁に木目調のアクセントを加えると、自然とモダンが融合した温かみのある外観が実現します。木のぬくもりがグレーのクールさを和らげ、居心地の良い印象を与えます。
- グレーと青: グレーと青の組み合わせは、穏やかでありながらも個性的な外観を作り出します。特にライトグレーとパステルブルーの組み合わせは、柔らかく爽やかな印象を与え、家全体にリラックスした雰囲気をもたらします。
色の心理効果
色にはそれぞれ異なる心理効果があり、外壁の色の組み合わせによって家全体の印象を大きく左右します。たとえば、グレーは安定感や落ち着きを与える色であり、ネイビーを組み合わせることで信頼感や冷静さを、ピンクやレッドと組み合わせることで暖かみや明るいイメージを強調することができます。
色の組み合わせを選ぶ際には、色相環を参考にして補色同士の組み合わせを試すと、はっきりしたコントラストで魅力的な外観を作り出すことができます。また、色の組み合わせによっては、建物のイメージがくすんだり、明るすぎてチカチカした感じになるので注意が必要です。
グレーの外壁塗装と組み合わせる色を選ぶ際には、これらの心理効果を考慮するとともに、建物の周囲の環境や、望む家全体のイメージに合わせて慎重に選ぶことが大切です。
グレーを基調とした施工事例4選
1.ダークグレー・ライトグレー
空き家状態が長かったので修繕には苦労しましたが、
思いは一つ、施主様の未来を想像しての抜かりない職人技!
重厚感ある現代風の仕上がりになりました。
民泊で使われる建物、利用する方々の笑顔を思い浮かべながら心を込めて丁寧に塗りました。(横芝光町 M様邸)
2.グレー・ライトグレーの多彩模様
この度は塗り処ハケと手愛媛中央店にご縁を頂きありがとうございました!
現地調査でお伺いしたときからとても元気よく優しくご対応頂き、提案書を作成中は「Tさんには本当に塗装で失敗して欲しくない」という思いでいっぱいだったのを覚えています。
お色も今の家の雰囲気を損なわずに綺麗にするために一緒に悩み抜きましたね。一緒に悩ませて頂いたからこそ僕たちも胸を張ってお引渡しができました。これからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します!(愛媛県四国中央市 T様邸)
3.アイボリー系×ダークグレーのツートンカラー
施主様の声
思い切ってガラリと雰囲気の変わる色を選び、完成までドキドキだったけど
挑戦してみて良かった!色を決める段階で沢山相談にのってくれたり提案を沢山
してくれてありがとうございました。また機会があればお願いしたいです。
4.ネイビー×ダークグレー
長持ちさせたいとの事でしたので、高耐久無機塗料をご提案させていただきました。色に関しては何度かシミュレーションを重ね、濃紺75-20D、ダークグレーN-25 のツートンカラーをお選びいただき、仕上がりも大変満足いただきました。
5.ホワイト×グレー
サイディングの劣化が進み、箇所により修復し、見た目もわからなくなる様最善を尽くしました。
家は塗るだけが塗装屋ではない。自信をもって受け渡しました。
お施主様と何度も立会し、納得がいくまでお話し、工事を致しました。
大変喜んで頂き誠にありがとうございます。
6.グレー
全体的に落ち着いた雰囲気をご希望の施主様のご意見を元に、落ちついた雰囲気のグレー系の塗料を使用しアクセントとして玄関上とベランダ外壁をベージュ色を使用した仕上がりをとっても喜んでいただけました。喜んで頂ける事が我々塗り処ハケと手は宝物と思ってます。 無機フッ素後光触媒でコケ汚れを雨と太陽の光で汚れを分解という画期的な塗料を使用致しました。
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適切な塗料の選び方
外壁塗装を行う際、特にグレーといったおしゃれで現代的なカラーを選択する場合、塗料の種類やその特性を理解することが非常に重要です。塗料の種類を選ぶことは、最終的な外観だけでなく、色持ちや耐久性にも大きく影響します。ここでは、外壁塗装に適した塗料の種類と、色持ちと耐久性について解説します。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は価格が比較的安価で、光沢が美しく、扱いやすいという特徴があります。また、ひび割れに強く、弾性があるため、外壁などの伸縮に対応できる弾性を持っています。しかし、耐久性が低めで、紫外線による黄変や耐用年数が8〜10年程度と他の塗料に比べると短いというデメリットがあります。
シリコン塗料
シリコン塗料は、耐久性と色持ちに優れ、一般的にウレタン塗料よりも耐用年数が長い(約10〜15年)とされています。価格はウレタン塗料よりは高めですが、その分長期間にわたるメンテナンスコストを考慮するとコストパフォーマンスに優れています。
ラジカル塗料
ラジカル塗料は、最近注目されている新しいタイプの塗料で、非常に高い耐候性を持ちます。また、光触媒作用により、汚れを分解し自浄作用があるため、長期間にわたって建物の外観を保持することができます。耐用年数はフッ素塗料と同等くらいとされています。
フッ素塗料
フッ素塗料は、非常に高い耐候性と耐汚染性を持ち、色あせや汚れに対して非常に強い特性を持っています。耐用年数は15〜20年と長く、長期間にわたって美観を維持できるため、初期コストは高いものの、トータルで見れば経済的な選択となりえます。
無機塗料
無機塗料は、耐久性が非常に高く、色あせや劣化がほとんど起こらないため、非常に長い耐用年数(20〜25年以上)を誇ります。無機塗料は、耐熱性や耐光性が非常に高く、長期間にわたって建物の外観を保護します。
塗料の選択においては、予算、建物の立地環境、メンテナンスの頻度などを考慮し、最適な塗料を選択することが重要です。専門家と相談しながら、自宅の条件に合った塗料を選ぶことをお勧めします。
色持ちと耐久性
色持ちと耐久性は、外壁塗装において最も重視されるべき特性の二つです。これらの特性は、選択する塗料の種類に大きく依存します。以下に、色持ちと耐久性に関して、さまざまな塗料の特性をまとめます。
色持ち
- シリコン塗料: シリコン塗料は優れた色持ちの特性を持ち、紫外線や雨水による劣化が少ないため、長期間にわたって色褪せしにくいです。このため、グレーなどのおしゃれなカラーの外壁に適しています。
- フッ素塗料: フッ素塗料は非常に高い耐候性を持ち、色の変化が非常に少ないという特徴があります。長期間にわたり外壁の色を保持することができるため、色持ちを重視する場合に最適です。
- ラジカル塗料: 光触媒効果を持つラジカル塗料は、汚れを自然に分解し、清潔さを保つことができます。
耐久性
- ウレタン塗料: ウレタン塗料は弾性があり、微小なひび割れに対しても柔軟に対応することができますが、紫外線による黄変や耐用年数が8〜10年程度とやや短いです。
- 無機塗料: 無機塗料は、色あせや劣化が非常に少なく、耐久性が非常に高いです。耐用年数は20〜25年以上とされ、長期間にわたって外壁の保護が可能です。
色持ちと耐久性に優れた塗料を選ぶことで、長期間にわたり美しい外壁を維持し、塗り替えの頻度を減らすことができます。塗料選びに際しては、これらの特性を十分に考慮し、建物の立地条件や使用環境、予算などを総合的に判断することが重要です。専門家のアドバイスを受けながら、最適な塗料を選択することをお勧めします。
色あせとその対策
外壁塗装における色あせは、多くの家庭で気になる問題の一つです。色あせの主な原因は紫外線による影響で、これにより塗料の顔料が化学的に変化し、色が薄くなったり、本来の色を失ったりします。また、酸化という化学変化も色あせの原因として挙げられます。この過程で物質が酸素と反応し、塗膜が劣化して色あせが進行します。
色あせの予防と対策
色あせを予防するためには、以下の対策が有効です:
- 定期的な塗り替え: 外壁塗装の耐用年数は一般的に10年程度ですが、これは使用する塗料や建物の立地条件によって異なります。新築や前回の塗装から10年以上経過している場合、色あせが起きている可能性が高いため、定期的な塗り替えが推奨されます。
- 色あせしにくい塗料の選択: 色あせや変色を最小限に抑えるためには、耐久性の高い塗料の選択が重要です。例えば、ラジカル制御機能が付いた塗料やフッ素、無機塗料などが色あせしにくいとされています。これらの塗料は、紫外線や酸化による劣化を抑制し、長期間にわたって色の鮮やかさを保つのに役立ちます。
- 色あせしにくい色の選択: 色あせや変色しにくい色を選ぶことも、長期間にわたって外壁の美観を保つための重要なポイントです。一般的に、クリーム、ベージュ、グレーなどの色は、色あせが起きても目立ちにくく、汚れや色あせが目立ちにくいため推奨されます。
- 塗料の艶選び: 耐久性と関連して、塗料の艶も重要な要素です。艶ありの塗料は耐久性が高く、色あせに強い一方で、ツヤ消しの塗料は耐久性がやや劣る可能性があります。色あせが気になる場合は、艶ありの塗料を選択することが推奨されます。
これらの対策を講じることで、外壁の色あせを最小限に抑え、長期間にわたって美しい外観を保つことが可能になります。