心温まる工事を
お届けします
私は4人兄弟の次男として生まれました。父は優しく、母は厳しく、大きな声で叱られ、兄と外に出される事もありました。下の子が生まれ、構ってもらえず、本当は、甘えたい気持ちで一杯なのに言い出せずに、寂しい幼少期を過ごしました。家に居ても『僕は1人ぼっちだ』と心が裂ける思いで布団で何度も泣きました。
父が僕の味方をしてくれ、優しさで包み込んでくれました。母が憎くて「なんで産んだんだろう」とまで思ったこともあります。でも、そんな父や母の事が大好きでした。反抗期が始まり、幼少期の寂しさからか非行に走り、沢山迷惑をかけてしまいました。
中学卒業後、塗装店に就職しました。社会は厳しく、先輩には怒鳴られ、歯を食いしばり、しがみつく毎日でした。徐々に仕事を任され、塗装の素晴らしさを知る事ができました。30歳で結婚し、中々子宝に恵まれず、奇跡的に授かる事ができ、妻と涙を流しながら喜びました。とある冬、現場のお母さんが一杯のお茶を入れてくれ、そのお茶がすごく暖かくて、まるで、母に抱きしめられているような温かい気持ちになりました。その日から自分の中で何かが変わり、塗装を通じて「お客様に恩返しがしたい!」と、強く思いました。そんな父も数年前に他界し何もしてあげれなかった気持ちが心に残っていて、亡き父に恩返しを出来なかった分、これから出会えるお客様一人一人が後悔しない様に塗装を通じて、心温まる工事をお届けできるようにするのが僕の想いです。